県内の避難所に関する情報は埼玉県サイトで確認できます。
http://www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/442378.pdf大口避難所は、久喜市にある元騎西高校(1300人程度)、
三郷市瑞沼市民センター(200人程度)、そして、
さいたま市北区土呂町にある自治人材開発センター(100人弱)
です。
これら3つの避難所以外は、
30程度の市町村に最大30人くらいが避難している様子。
これらの市町村は市営住宅や老人ホームに避難している状況のよう
で、定住型の避難ということなのではないかと思います。
入間市は入間市青少年センターに10人程度いるという話を聞いて
いますが、自治人材開発センター,三郷市瑞沼市民センター、
入間市青少年センターなどは一時避難所として、
二次避難所を決めてもらう手順に入っているという状況です。ダンボールなどで仕切りを作っているとはいえ、大広間に多くの方々が一緒に生活する状況で定住はつらい。
このような状況を見ると、埼玉
県内は上記の大口避難所以外はまとまった形で避難していないた
め、まとまってボランティアとしてなにかやるのは難しいように感じました。
大口避難所は窓口があると思うのですが、
それ以外の市営住宅などは窓口となるのかどうか。市営住宅に入っている各避難家族一軒一軒に「
こんなコトしたいんですが」
と申し入れていくのも困難な気がします。
私の仕事は避難所運営ということだったのですが、実際にやったことはボランティア希望者の受付・調整、配食、
避難所内の部屋の調整、
避難しているみなさんの健康管理のお手伝いなど。
埼玉は被災していないせいか、避難所にも様々な方からボランティア希望の連絡があるようで、この日だけでも4,
5本の連絡を受けました。ボランティアもバラエティに富んでいて、
カラオケ店から無料利用の申し入れや、子供向け紙芝居、
マッサージ師によるマッサージなどが今日一日で連絡がありました
。
この日の夕食の際も「石井のハンバーグ」で有名な石井食品が、
レトルトハンバーグを温めて持参。夕飯のお弁当に合わせて、
温かいハンバーグを配食していました。
今後も生協がすいとんやカレーを配食する計画がある他、
日程は未定ですが、
新疆ウィグル料理店から配食希望があったりしています。
ここの避難所の食事は、朝:弁当(朝早く予定があるなど、朝弁当が間に合わなければ前日の残りのパン)、昼食:パン、夕食:日替わり幕の内弁当といった感じでほぼ固定。これに、週に数回別途各企業等のボランティア配食があります。毎日お弁当だから温かいものがほしい感じ。確かにこれが毎日の食事だと飽きる感じだけど、かといってある程度の規模の食事を定期的に確保するのもけっこう大変。もともと研修施設である自治人材開発センターは宿泊施設ではないことから、湯沸かし器でお湯を作る程度が限界でみそ汁とかを沸かすこともできないし、コンロも1つくらいしかないので、各家族がお弁当を活用しておじやを作るなんてことをするほど対応ができない状況。私たちが研修を受けるときも近くのコンビニなどで買ってくる以外には、研修前にお金を払って申し込んでおいたお弁当をお昼に持ってきてもらうという対応が普通でした。その意味では、この日のハンバーグはとてもいいメニュー。
三郷1団ではタオルプロジェクトに参加しましたので、
一時期1000枚ほどのタオルがありました。
http://bsm1.seesaa.net/article/196132148.html今日は白無地タオルを100枚、
柄物タオルを100枚ほど自治人材開発センターに持っていき、玄関近くに設置された提供物資配布場所においたのですが、
そのうち合わせて100枚ほどみなさんにお渡しすることができま
した(残りは持って帰ってきました)

スカウトたちが書いてくれたお手紙は、タオルの上に乗せておいたのですが、受付にいたボランティアの皆さんがみなさんにも読んでいただけるようタオルの上に掲示してくれました。
行政が運営する避難所では、「どうすれば揉め事が起きないか」
ということが基準になるので、
上記のハンバーグの話ではレトルトのパックを持って帰るよう(
もし、部屋に持って帰る分のパックがある場合は、
それも後日持ち帰るよう)お願いしました。
配布用タオルにしても、
そのまま置きっぱなしにすると長く残ってしまう可能性がある。数日後取りに来て欲しいという話になったので、
その日のうちに持ち帰りました。
被災地の避難所ではタオルを入れておいた押し入れ用透明ボックス
を使ってもらえているのですが、埼玉県では結果ごみになったり、
数が少ないので取り合った場合に揉め事の種になりかねないという
判断になっているようです。どうしても「公平性・公正性」が重要になりますから、しょうがないと思いますし、その視点がきっと避難しているみなさんのためにもなっていると思います。
また、自治人材開発センターには7,8人の小学生、5,
6人の学齢未満児がいました。100人近くの避難者がいて、
小学生はこのくらい。
もちろん避難所により比率は違うと思いますが、
人口構成を考えても、やはり60代以上が多いようです。
平日は小学校に行っているので小学生はそれなりに忙しいようです
が、土日は暇なんだろうなあという感覚をもちました。しかし、
その分自治人材開発センターでは、県警音楽隊が来たり、
高校生ボランティアが子どもと遊ぶのだけを目的にボランティアに
来たりという例が見受けられました。ボーイスカウトが避難している子供たちに何が出来るのかを考えるといろいろな視点があるなあと感じました。きっと、ボーイスカウトに参加してもらって、一緒に友だちになってもらったり、それをきっかけに保護者のみなさんにも地元ボーイスカウトの保護者とコミュニケーションをとってもらうというのがいいのだと思うんですが、出来ることなら安定した生活をして欲しいと考えると、「微妙」なところも感じられました。