2016年03月10日

35歳がにこだわりたい小理屈

ボーイスカウト日本連盟において2014年まで効力を持っていた「長中期計画」では「日本連盟の各委員会等で35歳が活躍する」ことが、項目として掲示されていました。

まさにそういう状態にしていく必要があると思っています。ボーイスカウト運動が「青少年を育成する運動」であるためには、常にその時代の青少年を意識する必要があり、そのためには35歳くらいの人に運動の最前線で活躍してもらわなければ、すぐに陳腐化していくからです。

なぜ35歳?
私には次のような理由が思いつきます。

現在、初婚年齢の平均は男性30歳、女性28歳
すぐに子供を産んだと仮定して、その子が小学生になるまで丸8年。その半年前からビーバースカウトに入れるとしても、親としてボーイスカウトの指導者に参加するには37歳が最初となります。

上記は、平均から考えてすごい早い例です。
いずれにしても、スカウトを持つ保護者と同年代の指導者が、保護者と対等で会話するには40才前ということになる。

35歳が活躍できる組織だと、その35歳は子供がビーバーとかカブとか。そのときの実体験をきちんと会議に生かすことが可能になりそう。

続いて、指導者としての経験はどのくらい必要になるのか。
指導者としてまず最初の「関門」となるボーイスカウト講習会。
これは、年に1度くらいは県内で開催しているので、その年に受講することが可能。その直後に研修所に行くことは難しく、加えて安全セミナーを終了して初めて研修所修了となるので、最速2年くらいはかかると見込まれる。

その後、実修所に行かないと、地区・県連盟などで認められることが難しいし、日本連盟の○○委員を委嘱されている人はほとんどの皆さんが実修所は出ている模様。そうじゃないと、県連盟の中で「この人推薦するよ」という話にならないんでしょうし。

そう考えると、やっぱりローバースカウト経験者で、学生の間に研修所とか実修所とか行っておいてくれると、活躍の場は増える。そうだったかどうかは知りませんが、昭和50年代の県連名簿(埼玉県連だと年齢が書いてあるんですよね)とか見ると30代前半の地区コミ、副コミがとても多い。組織の中では、そのような運営が行われていたんです。

現在の日本連盟の委員は、委員会規程に基づき、委嘱されています。運営委員会各委員は、定款に基づき「役員ではなく」「委員会の委員は、加盟員及び学識経験者のうちから理事会が選任し、理事長が委嘱する」ことになっています(委員会規程第6条)。日本連盟の委員を委嘱されるには、日本連盟の役員(理事・評議員等)に「認識」してもらわなければならず、立候補って方法がない以上、やっぱり「目立ってなんぼ」なんでしょうねえ。

私が42歳で実修所の基本訓練を終了し、44歳で14NJに参加後、ぎりぎりの日程(提出期限の数日前)に奉仕実績訓練報告をしてやっとウッドバッジをいただくことになったわけですが、そこからスタートだとするとやっぱり遅い。その次の年に日本連盟プログラム委員の委嘱を受け、5年間お仕事をさせていただいてこの3月で任期終了となるわけですが、もう50歳。息子は23歳。ぎりぎり息子がスカウトの年代なんですけど、この経験をこの後生かすにはやっぱり年を食いすぎていると考えちゃうわけで…。

だから、35歳が活躍する組織。とてもいい考えだと思っています。
posted by 黒澤岳博 at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュースから | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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