やられた・・・。
黒澤は、日本で一つだけ「これだけは誰にも負けない」と思っていたことがありました。それは、アメリカの文化とボーイスカウトの関係を、 NPO(≒結社(アソシエーション))から読み解けるのではないかという問題意識を持っていることでした。しかし、 同じように考えている方がいて、本になっていました・・・。
「結社の世界史5 クラブが創った国 アメリカ」(綾部恒雄編・2005年・山川出版社)
188ページから23ページに渡り、 アメリカにボーイスカウトが入ってから現在に至るまでの詳細がシートンやビアードとの関係とともに描かれています。特に、2000年以降の3G (godless,gay,girls)といった視点についても多少なりとも説明されているのがこれまた悔しいところです。もっとも、 ボーイスカウトから見るとまだまだ記述が物足りない感じ。まあ、しょうがないですが。
また、早稲田がらみで立ち読みしたのが次の本。
「早稲田ラグビー再生プロジェクト」(松瀬学・2003年・新潮社)
これは、早稲田大学ラグビー部の復活を果たした清宮克幸監督とそのスタッフの活躍について描かれたものなんですが、 清宮監督の生い立ちに関する記述で、清宮監督のお母さんが「リーダー的な克幸のルーツはボーイスカウトです」 と34ページではっきり書いてくれています。あまりにうれしくて、当然買いました・・・。
いずれにしても、「もっとボーイスカウトについて、ボーイスカウトが書いていいだろ?」という気持ちを持っています。 アメリカのことを書いた本だからしょうがないのかもしれないけど、上の本を読んでいく限り、 国内のボーイスカウトについては全くふれられておらず、ボーイスカウトはある意味「秘密結社」になりつつあります。やばい。社会ずれを感じます。 少なくとも国内に20万人近い(残念ながら、とうとう20万人を切ってしまいましたね)加盟員がいて、そこここで活動が展開されているんだから、 もっと、自分たちの体験を世に問うていくべきだろうと考えています。





『「もっとボーイスカウトについて、ボーイスカウトが書いていいだろ?」という気持ちを持っています。』のご意見に大賛成です!
私も学問的にスカウティングを世に問うべきだと思います。私は野外教育に興味を持っています。スカウト運動は古くから野外教育を実践してきているが、まったく学問的にも認知されていないと感じます。
現在は日本野外教育学会に加入しており、ここで何らかの文書を書きたいと思っています。(現実にはなかなか書けないのですが)。
情報収集のためちょくちょく拝見しています。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
ご同意、ありがとうございます。
スカウティング研究センターでは、過去に研究集会を実施し、学問的なアプローチをすべく努力しております。こちらの方もご覧いただくと共に、今後、是非ご参加・ご発表いただきますよう、よろしくお願いします。
http://www.scoutnet.or.jp/~src/
スカウティング研究センター会員になると、CONE情報なども随時電子メールにて提供しておりますので、是非ご参加くださいますよう、よろしくお願いします。