2011年04月27日

避難所運営支援 #boyscoutj

先日、埼玉県内の避難所の大口の一つである自治人材開発センターに、仕事として避難所運営の支援をして来いとの話があり、行ってまいりました。

県内の避難所に関する情報は埼玉県サイトで確認できます。
http://www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/442378.pdf
大口避難所は、久喜市にある元騎西高校(1300人程度)、三郷市瑞沼市民センター(200人程度)、そして、さいたま市北区土呂町にある自治人材開発センター(100人弱)です。

これら3つの避難所以外は、30程度の市町村に最大30人くらいが避難している様子。これらの市町村は市営住宅や老人ホームに避難している状況のようで、定住型の避難ということなのではないかと思います。入間市は入間市青少年センターに10人程度いるという話を聞いていますが、自治人材開発センター,三郷市瑞沼市民センター、入間市青少年センターなどは一時避難所として、二次避難所を決めてもらう手順に入っているという状況です。ダンボールなどで仕切りを作っているとはいえ、大広間に多くの方々が一緒に生活する状況で定住はつらい。

このような状況を見ると、埼玉県内は上記の大口避難所以外はまとまった形で避難していないため、まとまってボランティアとしてなにかやるのは難しいように感じました。大口避難所は窓口があると思うのですが、それ以外の市営住宅などは窓口となるのかどうか。市営住宅に入っている各避難家族一軒一軒に「こんなコトしたいんですが」と申し入れていくのも困難な気がします。

私の仕事は避難所運営ということだったのですが、実際にやったことはボランティア希望者の受付・調整、配食、避難所内の部屋の調整、避難しているみなさんの健康管理のお手伝いなど。

埼玉は被災していないせいか、避難所にも様々な方からボランティア希望の連絡があるようで、この日だけでも4,5本の連絡を受けました。ボランティアもバラエティに富んでいて、カラオケ店から無料利用の申し入れや、子供向け紙芝居、マッサージ師によるマッサージなどが今日一日で連絡がありました

この日の夕食の際も「石井のハンバーグ」で有名な石井食品が、レトルトハンバーグを温めて持参。夕飯のお弁当に合わせて、温かいハンバーグを配食していました。今後も生協がすいとんやカレーを配食する計画がある他、日程は未定ですが、新疆ウィグル料理店から配食希望があったりしています。

ここの避難所の食事は、朝:弁当(朝早く予定があるなど、朝弁当が間に合わなければ前日の残りのパン)、昼食:パン、夕食:日替わり幕の内弁当といった感じでほぼ固定。これに、週に数回別途各企業等のボランティア配食があります。毎日お弁当だから温かいものがほしい感じ。確かにこれが毎日の食事だと飽きる感じだけど、かといってある程度の規模の食事を定期的に確保するのもけっこう大変。もともと研修施設である自治人材開発センターは宿泊施設ではないことから、湯沸かし器でお湯を作る程度が限界でみそ汁とかを沸かすこともできないし、コンロも1つくらいしかないので、各家族がお弁当を活用しておじやを作るなんてことをするほど対応ができない状況。私たちが研修を受けるときも近くのコンビニなどで買ってくる以外には、研修前にお金を払って申し込んでおいたお弁当をお昼に持ってきてもらうという対応が普通でした。その意味では、この日のハンバーグはとてもいいメニュー。

三郷1団ではタオルプロジェクトに参加しましたので、一時期1000枚ほどのタオルがありました。
http://bsm1.seesaa.net/article/196132148.html

今日は白無地タオルを100枚、柄物タオルを100枚ほど自治人材開発センターに持っていき、玄関近くに設置された提供物資配布場所においたのですが、そのうち合わせて100枚ほどみなさんにお渡しすることができました(残りは持って帰ってきました)
DCIM0080.jpg DCIM0082.jpg
スカウトたちが書いてくれたお手紙は、タオルの上に乗せておいたのですが、受付にいたボランティアの皆さんがみなさんにも読んでいただけるようタオルの上に掲示してくれました。

行政が運営する避難所では、「どうすれば揉め事が起きないか」ということが基準になるので、上記のハンバーグの話ではレトルトのパックを持って帰るよう(もし、部屋に持って帰る分のパックがある場合は、それも後日持ち帰るよう)お願いしました。配布用タオルにしても、そのまま置きっぱなしにすると長く残ってしまう可能性がある。数日後取りに来て欲しいという話になったので、その日のうちに持ち帰りました。被災地の避難所ではタオルを入れておいた押し入れ用透明ボックスを使ってもらえているのですが、埼玉県では結果ごみになったり、数が少ないので取り合った場合に揉め事の種になりかねないという判断になっているようです。どうしても「公平性・公正性」が重要になりますから、しょうがないと思いますし、その視点がきっと避難しているみなさんのためにもなっていると思います。

また、自治人材開発センターには7,8人の小学生、5,6人の学齢未満児がいました。100人近くの避難者がいて、小学生はこのくらい。もちろん避難所により比率は違うと思いますが、人口構成を考えても、やはり60代以上が多いようです。平日は小学校に行っているので小学生はそれなりに忙しいようですが、土日は暇なんだろうなあという感覚をもちました。しかし、その分自治人材開発センターでは、県警音楽隊が来たり、高校生ボランティアが子どもと遊ぶのだけを目的にボランティアに来たりという例が見受けられました。ボーイスカウトが避難している子供たちに何が出来るのかを考えるといろいろな視点があるなあと感じました。きっと、ボーイスカウトに参加してもらって、一緒に友だちになってもらったり、それをきっかけに保護者のみなさんにも地元ボーイスカウトの保護者とコミュニケーションをとってもらうというのがいいのだと思うんですが、出来ることなら安定した生活をして欲しいと考えると、「微妙」なところも感じられました。


posted by 黒澤岳博 at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 災害支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月23日

ボーイスカウト災害救援ボランティア展のご案内 #boyscoutj

坂本さん@鎌倉8団から「こんなことやるぜ」っていうメールが届いたので勝手にPR。鎌倉市にお近くの方、お時間のある方はぜひご覧頂きたいと思います。
任意組織「ボーイスカウト災害救援ボランティア連絡会」は、明日から以下の通り災害ボラ活動のご紹介を目的として展示会を開催致します。会場は鎌倉市の江ノ電長谷駅近くで、ほとんどの皆さんからは相当に遠隔地。このような展示会が開催されている事を知って頂くだけで。

これは今回の東日本大震災への救援ボラ活動に付いて、従来どのような活動が行われたのかをご紹介し、東日本大震災ではどのような活動を行えるかのご参考にして頂きたいとの趣旨のもとに開催されます。あわせて、すでに企画されている神奈川連盟県央地区が呼びかけている「わくわくこども隊」のご紹介、すでに被災地で行われている鯛焼きプロジェクトのご紹介なども行います。

なおこの主催団体はゆるやかな情報交換のネットワークで、今回の日本連盟による災害ボランティアとは異なる、いわば非定型の活動を行ってきた皆さんにより結成されています。

・主催 ボーイスカウト災害救援ボランティア連絡会
・日時 4月23日(土)〜24日(日)午前9時〜午後4時頃
・会場 鎌倉市長谷 江ノ電長谷駅下車歩1分 ホンダウイング
(長谷駅で下車、大仏方向へ進んですぐ右側)
・内容 ボーイスカウトの、主に「非定型」の救援ボラ活動のご紹介
(やべっ、今日紹介したって、明日しかないじゃん。紹介するのが遅いって怒られそう・・・)
いずれにしたって、このような「ゲリラ活動=運動」だと理解している黒澤には「『運動の本質』はここにあり」と感じるイベントであります。まさにボーイスカウトをより良くPRする活動のひとつだと確信。大したご協力が出来ずすいません>坂本さん。

私自身は、仕事で避難所のお仕事をさせていただけるようで。
25日(月)に埼玉県さいたま市にある「自治人材開発センター」に避難しているみなさんのため、施設管理のお手伝いに1日借り出されることになっています。受け入れてもらえるかどうか分からないけど、うちの団で集めた「タオルプロジェクト」のタオルを二箱持って行ってみようと思います。厳密に言うとボーイスカウトの奉仕活動じゃないけど(お仕事の一環だし)、まあ情報収集も兼ねてみたいと思います。

posted by 黒澤岳博 at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 災害支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月13日

やりすぎなんじゃない?

正直な話、自分でも「やり過ぎなんじゃないか」と思っています。でも、こんなチャンスはあんまりないので、出来る限りのことをしてみたいとも考えています。

何の話かっていうと、ボーイスカウトの役職です。ローバー隊長、ベンチャー隊リーダー、団委員、地区の広報委員長までは、まあ既定の事実として・・・。
県連広報委員長から「次の広報委員長ね」と言われたのが1年前。二人で飲みながら「宣告」されました。前広報委員長のkさんはその時にすぐに変わるつもりだったらしいのですが「任期が2年である」ということで、(kさんからすると)1年足止めを食らっていたことになります。いずれにしても私では力不足なので「kさんが副委員長なら考えてもいい」と条件闘争。その後、gさんにも副委員長就任をお願いし、お二人のお力をお借り出来れば私のようなものでもなんとかなるだろうと、この4月から県連広報委員長をお引き受けすることになりました。

まあ、そこまでは去年から想定されていたものでした。
1月に突然湧き上がってきたのが、日本連盟プログラム委員のお話でした。1月の中旬に電話があり「日本連盟プログラム委員に推薦するから」とのお話。私としては何が出来るのか不安なこともありますが、新たなチャレンジをさせていただけるのはとてもいいお話。これまでの経験を活かすことができるよう「是非宜しくお願いします」と即答しました。

そして、昨日委嘱状が送付されてきましたので、さっそく就任承諾書を本日送付したところ、別便で最初の委員会の通知が来ました。

ボーイスカウトのこと考えるのは、とても楽しい。自分が考えたことが地元のボーイスカウトで活用されれば、考えた価値があるというもの。だからこそ、スカウティング研究センターなんてところに自分から参画し、事務局を引き受けてまで、いろいろと考えたことを実行し、記録してきました。そこそこ自団のリーダーのみなさんにも見ていただいており、多少の役には立っているんじゃないかと。ここ数年は実修所に行ってみたりしちゃったこともあり、それなりにみなさんからも期待されていると感じることもあります。スカウト上がりの私としては、後輩諸君のためにできることは何か、これからも考えていきたいし、出来る限りの環境を後輩諸君に提供していきたいところ。

そして、その一環として、このブログでみなさんと意見交換をしていくことが「他の人にはできないこと」だと考えています。みなさんに私の考えをご覧いただき、皆さんからご意見をお伺いする場を持っているのは、きっと私だけ。これからも皆さんの意見をお伺いしていきたいと思っています。

最初のプログラム委員会は5月14・15日。さて、どんな会議なのでしょうか。体験したことないので、ものすごく楽しみ。できるだけ報告したいと思っています。

posted by 黒澤岳博 at 21:14| Comment(8) | TrackBack(0) | ニュースから | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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