これまでに書いたような過程を経て、次のような回答を作成し、8月8日に県連事務局に提出しました。地区コミとは様々な議論をさせていただいたので、その議論をもとに当初の回答にかなり書き込みが出来ました。
もともとの課題1は、1つの見出しにつき2行程度をさらさらっと列記しただけのものでした。本当はそれをここに掲載して、実際に提出したものと比較すると参考になると思ったのですが、上書き保存をしてしまったため、掲載できませんでした。
提出日については、8月13日から15日には事務局が夏休みにはいることがわかっていて、8月20日が提出の締め切りとなると、それなりに余裕を持って提出しないと間に合わないかもしれないと思い、実は結構あわてて書きました。
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●課題1 │
当該課程の「隊長ハンドブック」を精読し、自隊の実情と違うところを列記してください。(ボーイ隊はリーダーハンドブック) │
1 進級に関する意識が違う
三郷1団では、伝統的に「進級・進歩に対する意識」が希薄である。これは指導者がそう考えているだけではなく、スカウトもあまり進歩を求めていない。30年を越える当団の歴史の中でも、1級スカウトは10数名程度であり、菊スカウトは数名しかいない。
これは「班長としてのリーダーシップ、班員のフォロワーシップ」といったグループワーク(=班制度)を強調した形での指導が当団で伝統的に行われていることによると推測できる。
グループワークを強調するために「班長または班員としてのスカウトの評価」に重きが置かれ、「進級科目を介在したスカウト個人の評価」があまり行われていないと推測される。実際、スカウト同士の会話の中でも「A班長の指導が足りない」「もっと班での作業に自分の力を示してほしい」と言うものが多い。
また、当団ではローバースカウトを経験した「スカウト上がり」の指導者が地区内他団に比べ多く、指導者とスカウトが「先輩・後輩」関係であるため、伝統的なプログラムのいくつかを同じような形で経験していることから、隊活動などにおいて「共通の話題」を見つけやすく、指導者とスカウトとのコミュニケーションは非常に活発である。しかし、指導者とスカウトとの位置づけ(先輩・後輩)が明確であるため、「進級科目を介在したスカウト個人の評価」よりも、「年齢・世代による評価」や「ジャンボリー、夏キャンプなどの経験回数による評価」の方が重視されてしまうことも、進級に関する意識の違いの一因となっていると考えられる。
2 プログラムでの進級科目の扱い
上記のように進級に関してあまり重きを置かれていないことから、スカウトが隊プログラムでの進級科目をあまり活用していない。
年間プログラムでは、具体的に月毎の進歩科目を明記しており、実際にその科目を取得できる内容となっている。しかし、スカウトの関心・興味は、活動そのものや指導者とのコミュニケーションである傾向があり、進級科目にあまり魅力を感じていないことから、進級科目を満たす状況にあっても特にサインを求めてこないこともある。指導者からサインをするように勧めている状況である。
3 上進が4月である
日本連盟として9月上進が行われた直後に多くの問題が起き、その数年後に団全体で4月上進に戻した経緯がある。4月入学・進級となる学校制度のもとでは、9月上進では次のような点が問題となった。
・なぜ9月上進なのか、初めて参加する保護者の理解を得るのに時間がかかる。
・入学・進級後4月に参加する新入スカウトが多く、新入スカウトは1年間常に中途半端な活動の流れになってしまう。
・「夏の反省」を9月以降に十分生かすことが出来ないまま上進となる。隊の体制が9月以降も続けば、スカウト自身が「夏の反省」を生かして活動を行うことが出来る。
なお、現在のプログラムは8月の夏キャンプがメインになるように組まれ、結果として1年間を半年ごとのサイクルにする形となっている。
●課題2 │
課題1をもとに、身近なコミッショナーと話し合い、その内容を簡潔にまとめてください。 │
1 課題1について
当初の課題1の回答について、さらに具体的な例を挙げて回答を書くよう指導があった。
2 指導者のあり方について
(1)ローバー経験のある指導者について
ビーバーからローバーまでを一貫教育として見た場合、ローバーの活動はあくまで「指導を受ける側(=スカウト)」としての活動であり、ローバーを終了したからといって指導者として必要な事項を身につけているわけではないとの指摘があった。
(2)指導者全般について
当団ではローバー経験のある指導者が多いことから、スカウト経験のない指導者との違いや特性について考え、これからの隊運営・団運営に生かしてほしいとの指導があった。
3 進級のあり方について
進歩制度は人間的な成長の一過程であり、スカウトの視点からは「自分なりの努力を続けること」を学ぶシステムとなっているとの指摘があり、それをふまえて班制度ばかりではなく、進歩制度をうまく組み込んだ形で隊運営を進めることが重要であるとの指導があった。
●課題3
この実修所で学びたいことを列記してください。
1 進級・進歩の具体的な事例と隊プログラムのあり方について
魅力的なプログラムを展開するためには、進歩制度を活用したプログラムの推進が当団には必要であると考えます。進歩制度活用の具体例について学びたいと思います。
2 スカウトとのコミュニケーションのあり方について
前記のとおり、当団では「スカウトと指導者のコミュニケーション」は円滑に進んでいると思われますが、その上で、スカウト教育をより円滑に進めていくための「スカウトとのコミュニケーション」の際の注意点・方法等について、文献等では学べない具体的な例を学びたいと思います。
3 ベンチャースカウト上進へのモチベーションの向上に関する具体的な事例について
ベンチャースカウト達が自由闊達で活発に活動する姿を、BS隊のスカウト達に見せてあげることが必要であると考えます。先輩達にあこがれてベンチャーに上進していくことを考えると、BSからベンチャーへの上進のモチベーションを維持する具体的な事例を知りたいと思います。




